2018年1月期の早稲田の講座のテーマは「ナンバ動作」!
来年から早稲田大学オープンカレッジ(八丁堀校)で、久しぶりに「ナンバ動作」をテーマに講座をやることになりました。
おそらく当時に流行だろうと思いますが、それとは関係なく「ナンバ動作」はわたしにとっての一貫したテーマであり続けています。
現在は「動作術の会」の名称で活動していますが、母体である「半身動作研究会」の「半身動作」とは「ナンバ動作」を言い換えたものです。
これは「半身構え」の半身ではなく、体を左右半身に分けて、左右の軸で動くということで、中島流のナンバの解釈でした。
ここ数年は武術よりも、基本的な人間の姿勢を作ることに重きを置いていて、それは今後も変わらないと思いますが、改めて「ナンバ動作」という観点から、日本人の身体を捉え返してみたいと思います。そして内心では、人種や民族に共通の「人間」の身体に迫れればと思っています。
とは言っても、実際の講座内容は難しくはなく、自分の身体に隠れている「より動ける自分」を見つけていく稽古となります。
そして「ナンバ動作」は特殊なものではなく、全く人間にとって自然な動きであることがわかっていただけると思っています。それはとても楽しく、嬉しい体験となるでしょう。
まとまった形で稽古できるのは、カルチャー教室ならではの利点ですので、今更ながらの「ナンバ動作」に興味のある方は、ぜひご参加ください。
以下は、早稲田大学オープンカレッジのサイトからの引用ですが、詳しくは、元のサイト をご参照ください、
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日本古来の体幹トレーニング
ナンバ歩きで楽々動けるカラダになる
曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:00~14:30 |
日程 | 全8回 ・01月13日 ~ 03月03日 (日程詳細) 01/13, 01/20, 01/27, 02/03, 02/10, 02/17, 02/24, 03/03 |
目標
・日本の芸能や武術など、伝統的な日本人の所作である体幹(胴体)をねじらない「ナンバ」動作を学びます。
・「ナンバ歩き」「ナンバ動作」に秘められた滑らかな重心移動や、股関節の使い方、体幹の保持の仕方を、解剖学の知見を織り交ぜながら実習し、身に付けます。
・体に無理のない「ナンバ」の動きを、日常動作やスポーツ、武道などに取り入れ、実生活に活かせるようにします。
講義概要
この講座では、日本古来の体幹(=背骨)を捻らない・歪めない・折らない「ナンバ動作」を、解剖学の知見を交えながら学びます。「すり足」「抜き足・踏み足」などの歩きを中心に、「飛脚走り」「四股踏み」「蹲踞(そんきょ)」「端坐(=正座)」など、具体的な姿勢や動作のトレーニングで、滑らかで無理のない、体を痛めにくい動作を身に付けます。そして日常動作からスポーツ・武道など実生活へ応用できるようにしていきます。
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