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2019年11月20日 (水)

【動作術】「長い小指」について

毎月、愛知から中村考宏先生に来ていただいている【技アリ企画】構造動作トレーニングでは、いつも大きな学びがあって、動作術も進化していく。

ところが、わたしがそのことをブログなどにそのことを書かないので、その成果を知るのは直接、講座や教室に来る人だけなのである。

もちろん文章で伝わるわけはないのだからそれでいいのだが、やはり書くことできっかけになるということはあるだろうと、少しずつでも書いていくことにした。続けばいいのだけど。

●長い小指

先月の構造動作トレーニングのことになるが、中村先生から足の小指についての話があった。
足の小指の骨がどういうものかは知っていたし、小指の始まりについては動作術の会の中でも触れていたが、その役割については、イマイチ明確でなかった。

すべての足指先が接地することが重要なのだが、足の小指自体の認識が足りなかった。この新しい足の小指の認識を「長い小指」と動作術では呼んでいるが、長い小指自体は特別なことではない。肝心なのはその認識と実感である。

「長い小指」によって足の支持性の質は驚くほど上がり、片足立ちの安定は歩行の安定へと繋がった。
このことはわたしのみではなく、動作術やカルチャー教室で学ぶ人々にも起こったことである。

また以前より構造動作トレーニングでは、足指先にも踵にも偏らない重心位置を「中間重心」として提唱しているが、「長い小指」の感覚はこの中間重心をより感得しやすくした。

この「長い小指」の概念により、人間の足裏の接地については大方目処がついたと言っていい。接地が質が高まれば、立位の質、重心移動の質も上がっていく。今はその方向でトレーニングに取り組んでいる。

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