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2015年9月21日 (月)

「股関節の動きを実感する」中村考宏先生のブログより2

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構造動作の中村考宏先生のブログに、今月行う「骨盤おこしトレーニング」に関連した記事が連載されていますので、続けて紹介します。
セミナーに参加する方は参考にしてください。また興味を持った方はぜひ東京セミナーにお申し込みください。

              ◆

中村考宏先生のブログより転載

◎股関節の操縦方法:「骨盤おこし」トレーニング

腰痛の治療をする上で大切なことは「不安を消す」ことでした。そのためには、適切な知識を知った上で治療にあたることが前提です。そして、ぎこちない腰の動きを、滑らかな腰の動きで快適な生活がおくれるように「股関節を動かす」リハビリをします。リハビリは、「股関節の仕組みを知る」「股関節の位置を知る」「股関節を感覚で記憶する」「股関節を運動で記憶する」という手順を踏んで、「股関節を実感して知っている」状態にします。ここまでは、動作をする前のカラダの整備といったところです。

つづいて、動作をするには股関節の操縦方法を覚えなくてはなりません。股関節がどのような状態で動き、どのように止めるのか、動作を行う上で重要なことです。股関節のアクセルとブレーキは、「骨盤」と「接地」で調節をします。

「骨盤」
骨盤を後傾させた状態⇒ブレーキ
骨盤立位、骨盤前傾⇒アクセル

「接地」
母趾球加重⇒ブレーキ
足裏全体加重(フラット接地)⇒アクセル

カラダを車に例えると骨盤を後傾させた状態は、サイドブレーキをかけて停車中。骨盤を後傾させることにより骨盤の関節のくぼみ(ヒップ・ソケット)に大腿骨頭を深くはめこみます。これにより、股関節がロックされ動きを止めるのです。車を動かすときは、骨盤を立たせた状態にしてヒップ・ソケットと大腿骨頭に余裕を持たせます。これにより、股関節がフリーになりいつでも動き出し可能になるのです(アイドリング)。そして、骨盤を前傾させた状態は、アクセルで走行中です。

股関節を動かすには、「骨盤を立てる」ことが重要です。しかし、腰痛の方をみるとほとんどの方が、骨盤を後傾させてサイドブレーキをかけたまま動いているのです。これでは、腰の動きを滑らかにするために、股関節を動かそうとしてもロックを解除しない限り、股関節を滑らかに動かせません。実は、腰痛に限らず日本人の多くの方が骨盤を後傾させた状態で動いているのです。ですから、骨盤後傾のお尻は、垂れたようにも平たくも見えます。お尻が落ちたスタイルは日本人の特徴のようです。

骨盤を立てるには、「骨盤おこし」をトレーニングします。これは、骨盤後傾から骨盤立位、骨盤前傾へ、股関節を滑らかに動かすことができるポジションを身につけるのです。「骨盤おこし」トレーニングは、腰痛に限らず股関節を滑らかに動かすためのトレーニングとして有効です。

「骨盤おこし」トレーニングは、以下の手順でおこないます。

1.骨盤の形を知る(骨指標)
2.骨盤の形を感覚で記憶する(骨指標)
3.骨盤の強度を感覚で記憶する
4.骨盤のポジションを運動で記憶する

このような手順で骨盤ポジションを自分のものにしていきます。骨盤ポジションには、骨盤前傾、骨盤立位、骨盤後傾があります。まず、骨盤を立てる(骨盤立位)ことが目標です。これも股関節の運動感覚と同様に鈍くなっていますので、股関節のリハビリと合わせておこなうと効果的です。

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