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2011年4月14日 (木)

【稽古メモ】骨を浮かす

昨日の佃での稽古は、皮膚の操作がテーマだったが、参加者が常連のみだったので「皮膚から離れる方向」の稽古を中心に行なった。
これは「骨を浮かせる」ということで、ツイッターにつぶやいた内容。

            ◎

【骨を浮かせる】
接触の技法。
相手に軽く触れる。肩に枯れ葉が乗るような、雪がふんわり積もるような感じ。
皮膚と肉は接したまま、骨だけを僅かに浮かせるようにすると相手は崩れる。

            ◎

これは「離陸をかける」ということと原理的には同じだが、いかに相手に張り付くかという「続飯付(そくいづけ)」感覚を学ぶことができる。

最近はカルチャー教室の「武術」を習いに来ていない人たちにも、これをやってもらっているが、ほとんどの人が相手を崩すことができる。
むしろ身体操作をいろいろやっている人の方が、考えすぎてうまく行かないことがあるのがおもしろい。
素直にやれば、訳は分からなくても現象として崩すことができる。

もうひとつ面白いのは、相手の胴体を前後から挟むように手のひらを近づけ、10センチほど前で止める。
その位置で「骨だけを浮かせる」ように逆方向の方向性を入れると、触れられていないのに相手は前後どちらかに引っ張られて崩れるのである。
これもほとんどの人ができるというのがさらに面白い。

もちろんこういった感応系の技は、場の持つ力が大きく作用しているが、明らかに術者が「骨を浮かせる」と同時に引っ張られるので、何かしら感じるのは確かで人というものがそういう風に出来ているのだと思う。
つまり身を置いている空間の空気の動きのようなものを、常に肌は感じているということだろう。

この非接触の稽古をやってから、また接触の稽古に戻ると「接触面の軽さ」の精度が上がって、皮膚から離れる方向の技が上手くなる効果もある。

              ◆

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