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2011年2月 8日 (火)

テーマ解説「足裏の垂直離陸(離陸をかける)」

◎足裏の垂直離陸(離陸をかける)
「足裏の垂直離陸」も松聲館の基本技法です。足裏を引き上げるようにしてからだを支えます。これによってからだがひとつにまとまり、大きな力を伝えることができます。

●順逆拮抗
「足裏の垂直離陸」とは、「上げようとしている足が上がらない、でも上げようとしている状態」のことです。上がろうとすると同時に下がろうとする、という順逆拮抗状態が離陸の正体です。
それによってからだはまとまると同時に動作の方向性が中和され、力の伝達を容易にします。

●どこでも離陸
垂直離陸の構造(動きの順逆拮抗)を知れば、足裏に限らず体中に離陸をかけることができる、と考えるのが半身動作研究会の垂直離陸です。
押しているのに引いている、下りてくるのに上がっている、近づいているのに離れていく、握っているのに開いていくなど、順逆拮抗状態を作れば離陸はかかります。

●浮きをかける
離陸は順逆拮抗状態のことなので、その度合いが小さくても離陸はかかります。体感としては「ほんの少し浮かす」というものでも離陸の効果はかわりません。むしろわずかな動作の方がより大きな効果を生みます。

●空握(くうあく)
離陸を簡単にかける方法を「空握」といいます。
空中で、腕等を思い切り握っている状態を作ります。パントマイムで「強く握っているフリ」をするのです。
このときの手の状態を維持したまま、実際に相手に触れてみると簡単に崩れます。手の内に離陸がかかっているからです。
「実際は押していないのに強力に押している状態」をひとりで作ってみると、離陸がかかる状態になります。

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