【構造動作】「基礎トレ」と「 for SPORTS」
26日、27日は構造動作トレーニングのセミナーが行なわれた。
26日は「構造動作・基礎トレーニングセミナー」、27日は初めての「構造動作トレーニング for SPORTS」でスポーツをやっている方を対象としたセミナーだった。
26日のセミナー前、中村先生は「銀河と愛子のムチャ修行」という講談社の『ダンスタイム』誌のワンコーナーの取材を受けてからの登場。
これって第一回目が甲野善紀先生だった企画だ。二回目が4スタンス理論で、今回が構造動作理論。なかなか面白いところに目をつけるが、自分のからだを見直すきっかけになってくれるといいと思う。
最近の基礎トレーニングは、順を追って話すというより、参加者との会話からいきなり話が進むことが多いようだ。
今回もそんな感じだったが、骨盤立位のポジション、股関節運動、立位の足の接地(親指、土踏まず側に体重をかけず、小指側に)、足首の背屈動作、腹圧のことなど一通りの基礎を行なった。
27日は初の試みの「for SPORTS」。
中村先生は前日のダンサーを相手の取材で、立つことの難しさと重要性を再認識したようで、この日も立つことを中心にセミナーが進んだ。
足裏のソフト・フラット接地、ハムテンション、太ももとふくらはぎの伸張など。実際、土踏まずがべたっと接地してしまう方(「ベタッと接地」)も多く、アーチを回復する立ち方も指導された。
また腕と足と体幹部の関係の話もあり、体幹から手足を動かす重要性も語られた。
やはり基礎トレーニング(いわゆる「骨盤おこしトレーニング」)とは違った切り口でセミナーは進み、初参加の方には新鮮で、リピーターにとってはより理解が進む内容だったと思う。
前回の「自力治療セミナー」も再度の要望があるし、こうした角度を変えたセミナーもまた企画したいと思う。
※中村先生のサイトもご参照ください。
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