11/13「杖による練法」
今月は13日、14日、15日と稽古が続く。
13日(土)は「杖術」の稽古。
松聲館の技法はやはり剣術の理合が基本にある。つまり、この「道具を扱う」という身体性が道具無しの体術の技をより高度なものにしていると考えられる。
松聲館の初期の稽古では、ずいぶんと剣術の稽古をしたものだ。しかし1992年の「井桁術理」発見以後、甲野先生の講習会での稽古が体術中心へと移っていった。
その後、剣をはじめ杖術、手裏剣術などがまた重要な地位に復活して現在に至っているわけだが、公開の講習会ではやはり体術が中心となっている。
わたしが稽古を始めたのは松聲館設立直後ではあるが、技に目覚めたのは「井桁術理」以後(正確には「体内波」)なので、どうしても体術中心になってしまう。
もともと武器術は苦手だが、杖はからだを練るのによく使う。ノビノビとからだを使うのも好きなところだ。
稽古会でもたまにやったらこれが意外と好評で、ワンテーマ講習会で取り上げることになった。一回目は講習会室というところでやったのだが天井が低いために、おもいきり杖を振れなかったので、2回目は体育館的なホールを借りた。参加者の人数に対して大分広いのだが、やはり天井を気にせず杖を扱える方が気持ちがいい。
今回は練法としての「巴」と、正式な「巴」から「追い杖」への流れをじっくりとやる予定。
今回も同じホールで広いので、まだまだ参加できます。杖はこちらで用意するので、必要な方は申し込みの際に「杖の貸し出し希望」とひとこと添えてください。
申し込みは「11/13杖」と明記して、中島までメールをください。
お問い合せもお気軽に。
★11月13日(土)18時30分〜20時30分(18時受付け開始)
◎ワンテーマ講習会「杖による練法」
●講師:中島章夫(武術稽古法研究家、骨盤おこしトレーナー)
●会場:京橋プラザ区民館 多目的ホール
●定員:25名
●参加費:2000円
【ひとこと】杖を大きく振ることのできる会場です。杖の扱いの基本から始めて、「巴」から「追い杖」などの動きのある型を行ないます。
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