【稽古メモ】羽交い締めから逃れる
18日の恵比寿は、後ろからの羽交い締めから逃れる稽古から。先週ちょっとやったので、リクエストがあったのだ。
羽交い締めから逃れるやり方はいろいろあるだろう。わたしが甲野先生から習ったやり方はこうだ。
羽交い締めにされたら、前腕を畳んで相手の腕に触れる。これは必ずしも手のひらでなくても、前腕のどこかが触れていれば良い。
次に尻を左右どちらでもいいのでスライドさせ、相手の後ろ側に抜いていく。
相手が自分の殻で、それを脱ぎ捨てるような感じ。
そのまま相手の腕に触れ続けておけば、自然と投げることができる。
とりあえずは後ろに抜けるまで出きれば良い。
大きなポイントはふたつ。
・相手の腕を決して引き離そうとか、引きずり降ろそうとかしてはいけない。あくまで「触れておくだけ」にする。
・骨盤だけを横にスライドさせて後ろに抜く
つもりで。たとえば骨盤の移動と「同時に」足を移動して骨盤を支えてはいけない。骨盤が移動した「後に」足が付いていくようにすること。
つまりいつも自分の「真っ直ぐ」を保つようにすること、股関節から重心の移動を行うことだ。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 4月は山口、広島、7月は大阪、香川で講習会(2016.02.16)
- きょうはDVD撮影(2015.02.25)
- 『月刊秘伝』2月号の本のソムリエ団長の書評(2015.02.09)
- 深部感覚トレーニングのすごさ(2015.01.19)
- 『技アリの身体になる』が絶版に(2013.03.29)
「稽古メモ」カテゴリの記事
- 【稽古メモ】広背筋機能回復トレーニング(2015.07.28)
- ◎2015年4月の活動予定(2015.03.24)
- 本日は「重心の移動で崩す」です(2012.03.30)
- 【稽古メモ】「前腕を道具にする稽古」(2011.08.22)
- 股関節トレと骨盤トレの違い(2011.08.20)
コメント