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2010年2月

2010年2月26日 (金)

【技アリ企画】ロシア武術システマ ショートカット・アプリケーション

2010年3月〜4月の【技アリ企画】システマクラスのお知らせです。
「ショートカット」には4つのコースがありますが、一回だけでも参加できます。

〈講師あいさつ〉
1月、2月に実施した、“2番目に手っ取り早く上達する方法”をお伝えする「ショート・カット」セミナーはおかげさまで予想を上回る反響がありました。
そこで今回は「ショート・カット」の内容を少し押し進め、ショートカットで紹介した原理を、どのように具体的な技術へと発展させていくか、ということを扱います。
私に紹介できるのは無限にある応用例のうちのほんの一例に過ぎませんが、どのように自分の動きを見直し、向上させていくかということのヒントになればと思っています。もちろん老若男女、武道経験の有無を問わずにお楽しみにいただける内容です。

〈カリキュラム〉
アプリ1:リラックスと活性化
アプリ2:コンタクト&エスケープ
アプリ3:テンションのコントロール
アプリ4:テイクダウン(投げ、崩し)

コース1では、不要な緊張を解きほぐして生まれ持った力を開花させる、システマのボディワーク的な側面を。あとの3回では「呼吸」「リラックス」といったシステマの原理を武術的な技術を発展させていきます。
どのようにシステマの原理が発展していくのかがわかれば、他の武道やスポーツ、日常生活などへの応用もより容易になるでしょう。

〈日程〉
1日だけの参加もできます。(4回目は日曜日です)
講師・会場・参加費は全て同じです。
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◎技アリ企画「システマ ショートカット・アプリケーション1〜リラックスと活性化」
●日時:2010年3月6日(土)18時15分〜20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット・アプリケーション2〜コンタクト&エスケープ」
●日時:2010年3月27日(土)18時15分〜20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット・アプリケーション3〜テンションのコントロール」
●日時:2010年4月3日(土)18時15分〜20時30分(18時から受付け)
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◎技アリ企画「システマ ショートカット・アプリケーション4〜テイクダウン(投げ、崩し)」
●日時:2010年4月18日(日)18時15分〜20時30分(18時から受付け)
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●講師:北川貴英(システマ公認インストラクター)
●会場:京橋プラザ 多目的ホールA面
東京都中央区銀座一丁目25番3号
電話 03-3561-5163
●参加費:2000円
※京橋プラザ区民館の建物内部で開場を待つことができないので、17時55分以後に入館するようにお願いします。
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※部屋は「半身動作研究会」の名前で借りています。
※両日とも、動きやすい服装でご参加ください。会場に更衣室がありますのでご利用ください。
※写真撮影はご遠慮ください。
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■お申込み
 参加を希望するクラス
3/6「アプリ1」
3/27「アプリ2」
4/3「アプリ3」
4/18「アプリ4」
 を明記して、
 「お名前」と「Eメールアドレス」を添えて
 世話人の中島章夫までメールでお申込みください。
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〈講師プロフィール〉
1975年生、東京都出身。各種武術や身体論などを学んだのち、2005年よりシステマジャパンにてトレーニングをスタート。2008年6月にミ カエルより公認インストラクターの認可を受ける。システマジャパンのほか各地のカルチャースクールや防衛大学課外講演などで指導。 09年は5月と11月にトロントで、9月にモスクワにてマスターの指導を受ける。
★参照ブログ:ロシアの武術 システマブログ
http://systemablog.blog54.fc2.com/

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2010年2月17日 (水)

【稽古メモ】「空握(くうあく)」と「離陸」

◎「空握(くうあく)」と「離陸」
●卵殻の手の内

このところワンテーマに絞った講習会をやっていて、そのテーマのひとつに「足裏の垂直離陸」がある。
これがだんだんに「離陸をかける」ことそのものに焦点が移ってきている。

1997年頃の松聲館の技法に「卵殻の手之内」がある。これは今考えると相手の腕などを握った手のひらに離陸をかけることだと言って良い。
これまでは、握っている指先などを「引き離そうとするが、離れない」という拮抗状態を作るという操作をしていた。
しかし今回発見したのは、架空の腕を握り込んだ「フリ」をすることが、そのまま離陸をかけることになるということであった。

つまり空中で「腕を握っている」パントマイムをするということである。
こうすると、あたかも「握っている」かのように見せるためには、指先を架空の手の太さに固定しなければならない。このとき順逆の拮抗状態が作られる。
もちろんここは「ふんわりと握る」のではなく、「ギュッと握り込む」のでなくてはならない。
これを「空握(くうあく)」という。(要するに「エア握り」のことだ)

●拝み取り(仮)
甲野先生が相手の腕を、柔らかく拝むように両手で掴んでいくという稽古のシチュエーションがある。相手は掴まれないように手を引くが、ただ触れているだけに感じる甲野先生の手にキャッチされて自分が引こうとする力で先生の方に引き寄せられてしまう。

このときの手の内はピタッと吸いつくようなのだが、けっして「握る」ということはしない。
この感触はいわゆる「続飯付け(そくいづけ)」なのだが、「卵殻の手の内」がこなれたものだともいえる。

そこで「空握」で行ってみる。
この場合、空中にある仮想の腕を握るだけでなく、相手が腕を引っ込めるのを引き返すという、いわば「綱引き」のような状態を体全体で作る。
この状態の指先で相手の腕をキャッチすると、相手は腕を引っ込められなくなり、「拝み取り」の形になる。

●仮定だからこその働き
もともと離陸の稽古が、「床にくっついていないのに、あたかもくっついてしまったかのように」みたいな仮定の身体状態を作り出すわけで、それが相手との関係の中に異空間を生み出すのである。
そこで「足がくっついて」のような部分的な意識ではなく、たとえば「直入身」のようにこちらの両手首を押さえて進行を阻止している体で、パントマイムのごとくひとりで押しあってみる。
こうするとからだ中で演じなければならない。この感覚のまま実際の人相手にやってみると、「離陸をかけている」という意識をせずに「離陸をかける」ことができることが分かる。

考えてみると「薄氷を踏む足」も、実際に薄氷を割らずに踏むときの足ではなく、「あたかも薄氷を割らないように踏んでいるかのような足遣い」であるからこそ離陸の働きが生まれるのではないかと思う。

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2010年2月15日 (月)

【稽古メモ】足指を握る

足指をしっかり握れることは重要である。
からだを支えること全般に関わることだからである。

武術・武道の流儀によっては足指を浮かせるものもあるようだが、それでも「握れる足指を浮かす」から効果があるのではないかと思う。

骨盤おこしでおなじみの構造動作トレーニングの教えでは、関節は曲がる方に使うのが基本である。
足指もまずはしっかりと曲がる方に曲げられることが大切である。

なぜこのようなことを言うかというと、わたしも含めて、しっかり握ることができない人が存外多いからである。
これは握り込んだ足指の一本を、手の指で開こうとしても動かないほどに握れるということである。
しかしそれ以前に小指などが浮いてしまって握れない、握るとすぐ指がつってしまう。あるいはそもそも握れないという人もいる。
これでは満足に立つこともかなわない。

●足指をどう握るか
足の指を握るというと、つい指を握ってしまう場合が多いだろう。
これは手の場合で言うと、手のひらをそのままに指のみニギニギしている状態である。
手の指を握り込んでみると、指といっしょに手のひらも折れて指の頭が手のひらに付く。
足の指も同様で、足裏も折り畳んでいくように足指を握るのである。
足は手と違ってあまり動かないのでわかりにくいが、足指の頭とかかとを付けていくつもりで、足裏と指で止まり木を握るように足指を握る。
構造動作トレーニングの中村考宏先生は「足の裏に力こぶを作る」という表現をしている。力こぶはできないが、そういうつもりで足裏全体で握るのである。

蹄トレーニングで苦戦する人も、足裏をこのように使って趾ブロックをつまみにいくと、しっかりつまめるようになる。
足裏を使えば指先も大きな力が出るのである。

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